ホテルらしく金沢
RASHIKU KANAZAWA
- 業種/ホテル
- 所在地/石川県金沢市
金沢・東山初のホテル
ホテルらしく金沢は、金沢を代表する茶屋街のひとつ「ひがし山茶屋街」で2021年5月2日にオープンしました。この街でホテルができるのは初めてのとです。
情緒溢れる古い町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。前田家百万石の城下町で、1,820年加賀藩が遊郭として設けられた地域。
らしく金沢は周囲の町並みと調和している。
どこか懐かしいぬくもりを感じさせるのは、昨今の新規ホテルでは珍しい木造建築だからだろう。
デザインコンセプトは「禅」
世界の人たちが日本をイメージするのが「ZEN STYLE」日本の凛とした佇まいやわびさび・素朴さなど、和の様式を取り入れたデザインスタイルです。
1階のメイン通路は素材一つとっても伝統的な素材で、ユネスコの無形文化遺産に製造技法が登録された「縁付金箔」 8,000 枚を幅 9,000× 高さ 2,700 の組子に貼って演出。
客室には加賀友禅の絵柄を家具、椅子、ソファーに転写するなど、素材同士が融合することで世界初の空間をつくりあげました。
日本文化の美意識を究極まで研ぎ澄ましたのが
ZEN STYLE 「らしく金沢」 です。「隠れ家」で触れる伝統美
客室は、一つとして同じデザインはない。
壁紙、絨毯は色や素材、風合いが異なり、加賀友禅の絵柄が施された世界で一つだけのドレッサーや椅子、ソファーが彩りを添える。
浴室はタイルを使ったパンクチュールを採用し、高級感を演出した。信楽焼の洗面ボウルなど、バスルームも部屋ごとにさまざまなデザインを施した。
天井を彩る6種類の文様の組み合わせ
幾学的な文様が天井一面に取り付いた空間は、飛鳥時代から続く伝統がモダンな雰囲気を醸し出している。
この通路から世界に向けて新しい和のありかたを発信していく。作品集
Collection of worksワクワクしないと作品が生まれない。
依頼主と作り手の波長が合ったときに作品が生まれる。